木造住宅と洪水は相性が悪すぎる

タイトルの通りです。

仮に床上浸水した場合、床下や床上の泥掃除だけでは終わりません。

建具や電気系統、壁紙なども修繕が必要です。

さらに厄介なのが壁内の断熱材や気密層の欠損です。

修繕費は膨大になることが予想されますし、

 

仮に修繕工事をしたとしても元通りの性能が復活するかは分かりません。

 

 

木造住宅の場合、地震・台風・猛暑などは建築で対処できますが

洪水や津波に関してはちょっと難しい…

これが正直な感想です。

 

 

なので大前提として洪水や津波のリスクがある場所に家を建てない。

これが家づくりの基本になります。

 

 

ハザードマップポータルサイト

こちらから全国各地の洪水や津波のリスクを調べることができます。

自分の住んでる地域や家づくりを検討している土地を調べてみてください。

 

 

もしかしたら今後、洪水リスクの高い土地での建築に規制がかかるかもしれません。

(すでにある一定の建築物には規制があります)

 

 

そうしますと土地価格の下落要因になるので土地選びは慎重に行いましょう。

お金もそうですが、何よりもそこに住む家族の安全が第一です。

 

 

私も設計士として今後は洪水リスクのアドバイスなど積極的に行っていきます。

 

 

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