家具?内装?結局どっち先に決める?!
家づくりをする際、おそらく世の中の95%のくらいの人が家具よりも先に内装を決めます。
皆さん早い段階から「北欧スタイルがいいなあ」、「サーファーズハウスみたいなテイストにしたい」などザックリとしたイメージは固まっていて、床材や壁の色など次々に決めていきます。
そして出来上がった内装デザインに合うように家具やインテリアを選びます。
もちろんこれも間違いではないのですが
中には内装よりも先に家具を決めていく強者もいるのです。(笑)
こちらの物件では正面に見えるアンティークのチェストの購入が
内装デザイン検討前から決まってました。
なかなかのインパクトなので、周りの内装デザインはこのチェストに引っ張られるように
次々と決まっていき最終的にこのような仕上がりとなりました。
家具の背面にはスライスレンガ、壁は杉板のエイジング塗装、
床はパイン材で同じくエイジング塗装、玄関はアンティークタイル。
天井の杉板もほんとであれば塗装したかったのですが
予算の都合上で無塗装に。
それでも2、3年経てばいい感じに日焼けしてくれるので良しとします。
このダイニングテーブルも同様に先に決まってました。
古材で作られているので見た目も質感も独特。
よって壁にはテーブルと同じく古材張り、出節の大黒柱もエイジング塗装。
とにかく世界観を合わせていきました。
ここまでやると一カ所でも手を抜いてしまったらその部分が気になって仕方なくなります(笑)
もし、「どうしてもこの家具を置きたい!」という願望があるのなら
それは先に設計士やインテリアコーディネーターに伝えてくださいね。
内装デザインが決まった後ではどうしようもできないこともあるので…
完成間際で突然「LC3を置きたい!」となってもちょっと困ってしまうのです(笑)